2015年09月13日

重陽(ちょうよう)の節句

Office Poco庵 澁谷和美一級建築士事務所として新規に設計事務所登録を申請したのは19999月のこと ならって 公式には オープン日を9999日と揃えて表現している。という訳で 毎年99日をもって 心あらたに などと思い起こす。


さて その99日「重陽の節句」 菊の節句ということは知っていたものの 重陽(ちょうよう)って何? 恥かしながら ぜんぶの日は○○の節句」だと思っていたフシがありました。


「重陽(ちょうよう)」とは 陽(よろこばしいこと ステキなこと)が重なる の意 古来 奇数はステキ!とされているのは よくある「あるある」。 奇数をさらに重ねて 奇数×奇数 3×3=9 さらに さらに重なって あぁうれしぃぃ〜!! ということ である。


それから 節句とは 季節の節目 との意味ゆえ ぜんぶの日 毎月12個もなくて 五節句(あら?四節句じゃなくて?奇数はステキだから?)1年に5個である。


然るに 秋の節目 9月9日 は 菊の節句 となる。栗(くり)の節句 とも云われるらしい。菊を活けて 栗ご飯を食す。この場合の菊は 墓参や仏壇でおなじみマイナーイメージの仏花というより 花弁が重なる喜ばしい意を持つ。


さて 他の節句は というと


1月7日 人日(じんじつ)

あれれ?1月1日ではなくて?7日 いきなり〇月〇日じゃないですねぇ。人日(じんじつ)と云う。元旦から「鶏(とり)」・「狗(いぬ)」・「羊」・「猪(いのしし)」・「牛」・「馬」の 順に その一年を占う。7日めは「人(ひと)」8日は「穀」 その日が晴れて良い歳となるようにとの想いがある。


3月3日 上巳(じょうし・じょうみ) 桃の節句

水ぬるむ頃 川で身を清め 宴を催したそうな 清く綺麗になってパーティーしましょっ! という平安時代からずっと女の子の節句である。


5月5日 端午(たんご)

初夏 野に出て草を摘み 薬草とする季節 後に薬草 菖蒲が尚武(しょうぶ)と同音であることから 江戸時代以降に 男子の節句との意が付け加えられたそうな。 江戸時代というから 女の子の方が歴史的には長いのね?もっとも現代では 女の子も「しょーぶ!」するから 一緒に「子どもの日」とまとめた訳か。


7月7日 七夕(たなばた)

「牽牛(けんぎゅう)星」(わし座のアルタイル)と「織女(しょくじょ)星」(こと座のベガ)の星祭り。 星に願いを 短冊にしたためて 笹の葉につけ 「天の川」のつもりで地上の川に流す。


そして

9月9日 重陽(ちょうよう)

1月 3月 5月 7月 9月 で 5個だ。五節句コンプリート えっ?じゃ11月11日は?

旧暦11月にはビッグイベント「冬至」があるので 季節的には それで いっぱいいっぱい という説もある。えっ?じゃ11月11日は?

そんな 11月11日を気遣ってか? 十一(じゅういち) プラスとマイナスの形から「乾電池の日」 4本柱のイメージから「公共建築の日」||||のカタチから あるわ あるわ 「もやしの日」「靴下の日」「箸の日」「ポッキー&プリッツの日」などなど

よかったね 11月11日 さみしくないね 何でもない日おめでとう ハッピーアンバースデー!


「暦の上では」とサラリと通り過ぎる日々達 でも 名前や行事に込められた意味に気を留めると 古来 自然と人の交わり 切なる願いを垣間見る。


栗ご飯 食べたい。

posted by necoya at 15:28| 住まいのカレンダー