2015年05月29日

消えるカイダン

階段が設計できれば一人前 という伝説がある。そこが平面から立体への若しくはプロへの入り口と云えよう。「設計してきました〜」この通りに建ててくれればヨロシイと ご希望の間取りを描いて来ていただくことは多く モチロンご要望の参考になりますよ ただ ほとんどの場合 階段の辺りで怪しくなる。1階と2階でつながらない 上がりきれない 上がっても上に部屋が載っている 天井高100cmに満たないトイレ 時には「階段は適当に付けといてクダサイ」とのコメント付きも カイダンが消えている現象が起きる。プランニングとはただのパズルワークだけではない。伝説も実は大建築や壮麗な装飾階段を指すのであろうが住宅の中の階段だって 位置を考え 光を考え 風を考え 身体を考え 心理を考え 逡巡すれば まるで天国に至るかのような階段に 少なくとも地獄的な階段にならないように出来る。さぁ天国へ いや 玄人への扉を叩こう。
posted by necoya at 12:34| デザイン/住まい 雑記帳